カナダで初旅行!首都オタワへの旅

カナダで初旅行!首都オタワへの旅

早くもトロントに来てから2ヶ月が経ちました。

ふと「あ、9月末の週末まだ予定ないね」という会話から
急遽決まった初weekend tripの行き先は、

カナダの首都「Ottawa(オタワ)

オタワ旅行計画

オタワでどこ行こう?

Parliament of Canada 見学ツアー
カナダ国立美術館
・バイワードマーケット
・リドー運河
・ネピウポイント
・アレクサンドラ橋
・クルージング (リドー滝)

Parliament Buildingsが改装期間中(10年後完成予定…涙)で
ピースタワーを含むセンターブロックに入ることが出来ないため、
移設先で開催している無料のガイドツアーを予約しました。
そのほかは晴れ女晴れ男であることを信じてクルージングなど
外のアクティビティをメインに計画しました。

どうやって行く?

トロントからオタワに行く方法は車やパッケージツアーの利用の他、
飛行機、VIA(鉄道)、バスの選択肢があります。

私たちは行きをVIA(鉄道)、帰りをバス(Greyhound)にしました。

所要時間はVIA 約4時間半、バスは5時間半程度です。
値段はどちらも55〜60カナダドル程度で、少しVIAの方が安価でした。
VIAは座席にコンセントがあり、弱めですがWi-Fiもありました。
バスはコンセントが付いているのですがなぜか故障しており、
さらにWi-Fiもほとんど繋がらないものでした。

VIAが快適でおすすめです。
※早めの予約をすると今回利用したeconomy-escape fareという
低価格の座席を購入することができます。

⇨VIA鉄道予約サイトはこちら

どこに泊まる?

オタワのダウンタウンにあるホテルは週末かなり価格が高騰していたので
ダウンタウンからは少し離れますがVIAの駅に近い
「Courtyard by Marriott Ottawa East」を利用しました。

⇨Courtyard by Marriott Ottawa EastのHPはこちら

ホステルはダウンタウン内にもたくさんあり、
刑務所を改装したジェイルホステルという刑務所を改装したホテルがあるので
そちらに泊まってみるのも興味深いと思います。
(私はホラー系が得意ではないこともあって候補に入れませんでした。)

⇨ジェイルホステルのHPはこちら

オタワ旅の記録

1日目

色々と計画したのち、Itinerary作成もして万全の体制で出発し、無事オタワに到着!

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VIAのオタワ駅から歩いて数分、新しくてピカピカのO-Train Tremblay駅に到着。
なんと、私たちの旅行する1週間前に開通した新しい路線とのこと。

familypassottawa

週末祝日はワンデイパスを家族でシェアできるという
素晴らしいサービスがあったので券売機で購入しました。
(家族であるかのID確認などはなく、人数入力をすれば
複数枚のQRコード付きカードが発券されました。)
Prestoカードで乗車した場合、1人1回あたりCA$3.55かかるところを
2人で1日乗り放題CA$10.75というお得具合に思わず歓喜。

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駅は開放的でとても綺麗。冬は寒そうです。電車自体もとても新しく綺麗でした。

ダウンタウン内のRideau駅で降車して
ゆっくりめのランチとして向かったのは「The Albion Rooms」

語学学校の先生の親戚がオタワ在住とのことで
いくつかレストランを教えてもらったお店のうちの1つです。
この日は雨が降っていたので使えませんでしたが、
天気がよければパティオも気持ち良さそう。

中もおしゃれな内装です。

ブランチメニューから本日のスペシャル魚料理のプレートをオーダーしました。
スモークサーモンと、りんごの入ったコールスローサラダに
スクランブルエッグ、さらにメープルバタートーストと盛りだくさん。
とても美味しくて完食!
ダウンタウン中心部ノボテルホテルというホテル1階にあるので場所もわかりやすく、
スタッフもとても親切だと感じました。

「The Albion Rooms」のHPはこちら

その後、予約していたParliament of Canadaの無料ガイドツアーへ。

2019年から最低10年かかるという改装期間のために
一時的に上院下院共に別の建物に移設して議会を開催しているとのこと。

ガイドツアーはネットから予約もしくは当日受付が可能です。
土日は当日だと予約がいっぱいになることも多いようなので予約がベター。

⇨Parliament of Canadaツアー予約ページ

ページ内には「Senate」, 「House of Commons」, 「East Block」
の3種類のツアーがあるので注意です。
私たちはSenateのツアーのみ予約しており、
急遽次の日のHouse of Commonsのツアーも追加予約しました。

スマホに送られてきた予約完了メールのQRコードを入口でかざし、
荷物と身体のセキュリティチェックを受けてロッカーに荷物を入れ、いざ中へ!

昔駅として使われていたという立派な建物。
時間になるとガイド(オタワ大学の学生さんだと言っていました)から
声がかかり、もう一度QRコードの確認があってツアー開始です。

こちらが”Senate Chamber”
上院議員105名の座席がずらり。カナダの上院は推薦制とのこと。
真っ赤な絨毯にあしらわれたカラフルなメープルリーフが可愛いです。
壇上には一般傍聴席も設けられています。
参加者からはその推薦の透明性についてたくさん質問が出ていましたが
そんな中で上院議員の1人が偶然?登場。
参加者と上院議員の会話はあまり聞き取れなかったのですが(涙)
元警察官で、上院議員に推薦された時はとても驚いたが
名誉なことだと思っていると話していました。

こちらは”Committee Room”
このように丸テーブルを使って
カジュアルな雰囲気にすることも多いのだそうです。

天井まで立派な装飾が施されています。
改装終了後はまた改装をするのでしょうか。
ガイドの学生さんもそれはわからないと言っていました。

建物の前にはユニークな銅像と展示が。
女性の議会初進出のエピソードを表現しているとのことです。
カナダ発の女性首相キム・キャンベルさんの写真も。
この像や展示も一時的に移設されているものだそうです。

道を挟んだ向こう側にはFairmont Château Laurier(フェアモント シャトー ローリエ)。
歴史あるホテルでは結婚式が開催されていたようで
花嫁さんの姿を遠目に見ることができました。素敵です。

その後はカナダ国立美術館へ。六本木ヒルズにあるものと同じ、
ルイーズ・ブルジョアのMAMAN(ママン)という作品の1つだそうです。

素敵だったローレンハリスの作品。
本当に広い美術館なので到底数時間では回り切れないのですが
イヌイットアートやグループオブセブンの作品、
ヨーロッパのコーナーではモネやゴッホの作品を鑑賞することができました。

その後、バイワードマーケットへ。

オバマ大統領がオタワに来た際に食べたことで有名な
Le Moulin de Provenceの”オバマクッキー”でカフェタイム。

そのほか屋外のお店にはメープルシロップをはじめとしたお土産や食品類がずらり。
9月終わりだったので、ハロウィン用のかぼちゃがたくさん並んでいました。
旅行先でなければお買い物したかった・・・!

ご飯前だったので食べられませんでしたが、ビーバーテイルズの1号店があり、大流行り。

天気が回復してきたので晩御飯前に世界遺産であるリドー運河周辺をお散歩。
もともとは英米戦争の軍事物資輸送のために作られたものだそうですが
冬になるとスケートリンクに変身して市民にも親しまれているとのことです。

ディナーは19世紀に建てられた建物の中で食事を楽しむことができるという
「COURTYARD RESTAURANT」へ。
英語に自信がありませんが、最近のレストランはどこも
オンライン予約ができて本当に便利です。

⇨「コートヤードレストラン」のHPはこちら(オンライン予約可能)

 

いただいたのは4皿のプレフィクスコース。
旦那さんと別々の種類を選んでたくさんの種類を楽しめました。
もともとCA$59のコース価格でお得感はあるのですが
18歳〜30歳までの人を対象に”Discover Fine Dining”というキャンペーンを
行っていてなんと30%オフになる嬉しいサプライズ。
レストラン2階では結婚式の二次会を開催していたようで
こちらでも新郎新婦の姿を見ることができました。幸せ空気が嬉しいです。

そんなこんなで盛りだくさんな1日目が終了。ホテルはとても綺麗で快適でした。

2日目

2日目にはお天気に恵まれました。

朝からダウンタウンに移動し、駅前のBRIDGEHEAD COFFEEにて朝食。

オタワ発祥の、フェアトレードの豆を使ったコーヒーが楽しめるカフェ。
普通のコーヒーを注文しても3種類から豆を選べるのが嬉しいポイントです。
コーヒーはもちろんのこと、温めてくれたクロワッサンもとっても美味しい!
朝だったこともあって店内はとても静かで、店員さんも優しくて
ゆったりしたBGMに癒されとても心地の良い朝食タイムを過ごすことができました。

⇨BRIDGEHEAD COFFEEの公式ページはこちら
(※オタワダウンタウン中心部にたくさん店舗があります。)

その後天気の良さにつられて、周辺をお散歩。
Major’s Hill ParkからはParliament Buildingsがとても綺麗に見えました。


調子よく歩いてNepean Pointへ。
フランス人の探検家サミュエル・ド・シャンプランの銅像があります。

 

その後Alexandra Bridgeを徒歩で渡ってケベック側へ。
自転車レーンと人が歩くレーンが設定されています。
木製の板張りなのがちょっと不安でしたが気持ちよく橋を渡ることができました。


ボートの出発まで時間があったのでPapaという屋外芸術作品を見に行きました。

その後予約していたPaul’s Boat Lineの乗り場へ。
なんとこの地点での乗客は4人のみ。
ガイドのお姉さんもフランクな雰囲気で安全装置の説明をしてくれました。

ボートからはアレクサンドラ橋を下から見ることもできました。
その他、各国の領事館や政府系機関、リドー滝などを鑑賞。
とっても寒かったのですがガイドのお姉さんは英仏バイリンガルガイドで
面白い話をしてくれたので飽きずに楽しむことができました。

⇨Paul’s Boat Lineの公式HP、予約はこちら

ボートのあとは冷えた身体を温めるべく、
これまた語学学校の先生に教えてもらった「Play Food & Wine」にてランチ。
ナイアガラ産のロゼワインと、スープやパテ、ニョッキにデザートまで、
とても美味しくて大満足。オタワラストの食事を楽しむことができました。

⇨「Play Food & Wine」のページはこちら

レストランの前にはOTTAWAサイン。アルプスホルンのような楽器の演奏が行われていました。

オタワラストの目的地はParliament BuildingsのHouse of Commons無料ガイドツアー。
向かう途中には改装中のピースタワーを含むセンターブロック、
1967年にカナダ建国100年を記念してともされた火、Centennial Flameを見ることができました。

House of Commonsのガイドツアー。こちらも学生さんがガイドをしてくれました。
国会議事堂はなんともともと中庭として使われていた場所を改装しているため
壁が外壁になっているという革新的なデザインでした。
他にも会議を行う場所や館内に飾られている肖像画などを見学してツアーは終了。

帰りのバス乗り場に向かって歩き、オタワ旅行が終了。

オタワという都市の印象(旅行後:mikakoの主観)

・景色が素晴らしい
・伝統のある建築物
・博物館や、美術館、公的な施設でカナダの歴史や制度について学ぶことができる
・美味しいレストランやカフェがたくさんある
・街中がとても綺麗

見所たっぷりで、とってもお気に入りの街になりました。
また来年帰国前かチューリップの時期に再訪できたら嬉しいです。