トロントで日本のアーティストのステージを観る:MIYAVIのライブに行った話

トロントで日本のアーティストのステージを観る:MIYAVIのライブに行った話

こんにちは。mikakoです。

カナダでの生活にもだいぶ慣れて来ていると感じるのですが
そんな中でも「あー日本に今居たらなあ」と思っていたのは
好きなバンドやアイドルのイベントが発表された時でした。

もちろん今時オンラインで手に入る楽曲もたくさんあるし
YoutubeでライブやPVの映像も観ることができるけれど、
やはり生で演奏を聴くこと、舞台の上にいるキラキラした人を観ること
というのはつくづく私の人生にとって欠かせない刺激だなぁと思うのです。

とカナダにきた当初から思っていたら、なんと中学生の時に
ファンクラブ(当時は仔雅連合という名前でした笑)まで入っていた雅くんが
トロントでライブをするというではないですか!

2年ほど前にも難波で友人とライブを観に行ったのですが
あーもうこれは観にいくしかない、とここぞとばかりにいそいそとEventbriteにてチケットを購入。
旦那さんに提案するとなんと意外にも興味ありだというので一緒に行くことになりました。

当時中学生だった私にとって彼を含めバンドマン達はとても輝いて見えていて
ZEPPやMUSEなどでのライブハウスで観るライブは大変刺激的で楽しいものでした。
が、10年以上の時を経て海外で旦那さんと一緒に雅くんのライブに行く日が来るとは…
1人でめちゃくちゃ感傷に浸って感慨深い気持ちでした。

時は8月16日午後7時、VIPではなく普通のお手頃なチケットを片手にQueen Elizabeth Theatreへ。
実はこの会場、私がボランティアスタッフをその後する予定になっていたCNEという夏限定お祭り?エリアの中。
通常は入場料が必要ですが、ライブチケットを持っていると入れるということで一足先にCNEをうろうろ。

CNE(Canadian National Exhibition)については
ボランティア体験を含めてまた記事を書きたいと思っているのですが
一言で言うと、屋外遊園地+フードトラック+様々な分野の展示やイベントが合わさった
とても楽しい夏のトロントを象徴するお祭りです。

予想通り、開場と開演の時間は遅れてスタート。
入場列に並んでいる時、お祭りに来た人から今日は誰のコンサートなの?と何回か聞かれました。
日本人ギタリストのMIYAVIだよと言ってもあまり通じなかったのは私の発音のせいなのか、
本当に知らないのか、どちらかわかりませんでした。笑
会場に入ると日本人のお客さんもちらほらいらっしゃいましたが、当然ながら大半は海外のお客さん。

あとで色々と調べてわかったプレイリストは以下の16曲。

1.Stars
2.Flashlight
3.In Crowd
4.Rain Dance
5.No Sleep Till Tokyo
6.Tears on Fire
7.Under the Same Sky
8.Strong
9.Fire Bird
10.Raise Me Up
11.Day 1
12.Other Side
13.Guard You
(アンコール)
14.Fragile
15.The Others
16.What’s My Name?

結果、大満足でした。
素人目にもとにかく上手すぎるギター演奏と、綺麗な顔+独特の歌い方+ステージパフォーマンスの華やかさ。
めちゃくちゃパワフルで、こんなに体力あるんだなぁというのにも驚きました。

アンコール前の名前を呼ぶ声、そして英語でのMC、バラードからの
代表的な2曲で締められてなんだか最後は心底感動しました。
終わったあと、私を含めお客さんはみんなとても満足そうな笑顔をしていて
日本からこんな素敵なアーティストが生まれたことをとても誇りに思いました。

このライブに行く前、一番最初に旦那さんに予習としてオススメしたのが
「Under The Same Sky」という曲。
ストレートな希望にあふれる歌詞とメロディが大変に素敵な曲で、
のんびりながらもそれなりに苦難を乗り越えて家族と離れたカナダという新天地で過ごしている私たちにとって
カナダ・トロントで聴くこの曲の雅くんの演奏はとても心に響くものでした。

いつかまた10年後にも、この曲を聴くときっとトロントのことを思い出すだろうし、
こんな素敵な思い出を作ってくれたことにとても感謝しています。

もちろん、カナダで人気のアーティストを観に行くのも絶対楽しいと思うのですが
世界で活躍する日本のアーティストをカナダで観るということも、とても貴重な体験でした。